二人目不妊の特徴とは?

二人目不妊とは一人目を妊娠・出産後、二人目を希望しているにもかかわらず妊娠に至らない状態の事です。

実は「二人目不妊」で悩んでいる夫婦は意外と多く、また治療を考えても病院へ行くタイミングが分からず悩んでいるケースも少なくありません。

ここでは二人目不妊の特徴についてまとめました。

 二人目不妊の特徴とは?また二人目不妊ならではの悩みは?

1人目不妊と二人目不妊では、同じ不妊でも大きな違いがあります。

2人目不妊の大きな特徴は…

  • 一人目の子供がいるので、治療をする際経済的負担が大きい
  • 子どもがいるので時間のやりくりが大変
  • 加齢による不妊因子の増加
  • 「不妊」である事への周囲の理解がない

一人目から不妊治療をしている場合は、二人目の不妊治療への対処も比較的スムーズです。

元々旦那さんや家族、周囲人たちにもある程度不妊治療に対しての理解があるので、協力を得られやすく病院を受診するタイミングも迷わない人がほとんどです。

また一人目の治療の際に体外受精をして受精卵を凍結保存している人は、より計画的に治療に進むようです。

その反面二人目不妊の人は、一人目を自然に授かった事もあり特に自分が不妊の状態になっている事に気が付き辛く、病院へ行くのが遅れる人も多いようです。

また「一度は自然妊娠しているんだから」と焦りも少なく、治療を考え始めても旦那さんや周囲の人からの理解を中々得られないケースもあるようです。

二人目不妊で悩んでいる女性の多くが、周囲の「兄弟はまだ?」と言う何気ない一言に悩んでいます。

 二人目不妊の原因とは?

5つの原因が考えられます。

二人目不妊5つの原因

  1. 排卵障害
  2. 加齢による卵巣機能の低下
  3. 夫婦生活の変化
  4. 一人目の出産時のトラブル
  5. 元々不妊因子があった場合

それぞれについて解説していきます。

①排卵障害

一人目の妊娠出産をした事で卵管が閉塞してしまったり、ホルモンバランスが大きく乱れ排卵障害になっている事に気がつかないケースです。

ホルモンバランスが乱れると月経不順になってしまったり、「高プロラクチン血症」などの疾患を引き起こし、無排卵になってしまう場合も考えられます。

 ②加齢による卵巣機能の低下

最近は晩婚化が進み、二人目を希望する頃には30代後半から40代前半という場合も増加傾向にあります。

二人目不妊の大きな原因の一つは、加齢による「卵巣機能の低下」です。

卵巣機能や卵子の老化は妊娠の可能性を低下させます。

また中には妊娠に至っても、卵子の老化・染色体異常などで流産してしまうケースも少なくありません。

 ③夫婦生活の変化

子どもが生まれると夫婦の関係も大きく変化します。中でも育児のストレスで夫婦生活が無くなってしまったというケースも少なくありません。

また産後の女性の中にはホルモン分泌の関係で濡れにくくなっている人も多く、二人目を望んでいるのに性交渉をするのが辛く悩んでいる人もいるようです。

 ④一人目の出産時のトラブル

一人目の出産時に感染症になってしまった場合や、大量出血した事が原因で不妊になってしまうケースもあります。

特に出産時の大量出血は下垂体機能不全(シーハン症候群)を引き起こす事もあります。シーハン症候群とは、大量出血により脳にある下垂体前葉が梗塞状態になる事で、ホルモン分泌の機能が低下してしまう疾患です。

このホルモン分泌の低下が原因で、無排卵や無月経などになってしまう場合もあります。

 ⑤元々不妊因子があった場合

元々男女どちらか、または二人に不妊因子があり、一人目は偶然妊娠していたケースも考えられます。

この場合は加齢により不妊因子が悪化してしまい、二人目不妊になっている可能性が考えられます。

一度は自然妊娠しているだけに原因がわかりにくい場合も少なくありません。

 二人目不妊で病院へ行くタイミングは?

日本産科婦人科学会では、不妊とは「妊娠を望んでいる健康的な男女が、避妊をせずに一年以上性交渉をしているにもかかわらず妊娠しない状態」であると定義しています。

一般的に産後の女性の体が妊娠前の状態に戻るまで、約半年位かかると言われています。

ホルモンバランスが整い、子宮が収縮し元に戻ると月経がはじまります。この月経周期が整い、排卵が正常に起こっている状態になると妊娠が可能になります。

二人目を希望し夫婦生活を持ってから一年以上たっても妊娠に至らなければ、一度病院を受診してみるといいでしょう。また年齢が気になる場合は、月経が来てから早めに相談する方がいいかもしれません。

またこの時基礎体温を付けたものを持参すると、きちんと排卵しているかを診断するひとつの材料になります。

 二人目不妊で治療を開始する時に気を付けたい事

一人目不妊と二人目不妊の大きな違いは「上の子どもがいる事」です。

自然妊娠で授かっても、不妊治療の末授かっても、1人子どもがいると言う状態で治療をする場合、一人目のお子さんの年齢によっては、通院の際に預かってもらうか連れて行くかの問題も考えなければなりません。

不妊で悩んでいる気持は同じでも、やはり一人目不妊で悩んでいる人の中には赤ちゃんや小さな子供を見るのが辛いと言う人も少なくありません。

不妊治療を行っているクリニックの中には、二人目不妊でお子さんを連れてくる患者さんの為に、キッズスペースなどを設けている施設もあります。

中には一人目不妊と二人目不妊の治療のフロアを分けている病院もあるようです。人によって事情は違いますが、通院を考える際は他の人への配慮も忘れないように気を付けたいですね。

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