子宮内膜ポリープを放置したら不妊になるの?手術後の妊娠率は?再発するの?原因は?

子宮内膜ポリープとはどんな病気?

子宮内膜ポリープとは20代〜40代の女性に多くみられ、子宮の内膜に腫瘍が出来る疾患です。

その多くは良性ですが、子宮内膜の表面にキノコのようにポリープが出来てしまうことから、受精卵の着床の妨げとなり不妊の原因のひとつでもあります。

ポリープの中には10センチ近くまで大きくなるものもあり、自覚症状が現れにくい事も特徴です。

気になる症状は?

子宮内膜ポリープは症状が出にくいため、中々気がつかないケースも多いようですが、主な症状としては以下のものが挙げられます。

  • 月経が長引く
  • 不正出血
  • おりものが増えたり、経血量が増える
  • 月経の前に少し出血する

これらの症状がなくても月経周期が乱れたり、何かいつもと違う症状が現れたら放置せずに一度医療機関を受診しておくと安心です。

子宮内膜ポリープの検査方法と治療は?

検査方法

子宮内膜ポリープは、超音波エコーを受けた際に発見されることが多いようです。

ポリープが発見されると子宮鏡と呼ばれるファイバースコープを子宮内に挿入し、子宮の内部を調べる子宮鏡検査を行います。

直接子宮の内部を観察する事で、ポリープの個数や大きさ、手術の必要性などを診断する事が出来ます。

子宮鏡検査よりも精度の高いソノヒステログラフィーという検査を行っている病院もあります。この検査では子宮内にカテーテルで生理食塩液を注入し、超音波検査を行います。

通常の超音波エコーよりも鮮明に子宮内部の様子を検査することが可能です。

また子宮内膜ポリープの細胞を専用のブラシなどで取り、詳細な検査を行う子宮内膜細胞診では、ポリープが良性なのか悪性なのかを確認します。

治療方法

子宮内膜ポリープの多くは良性の事が多く、ポリープが小さく悪性の可能性が低い場合は経過観察となる事も多いようです。

しかしポリープが悪性の可能性が高い場合や、自覚症状が現れていたり不妊治療中の場合は、摘出手術の必要があります。

子宮内膜ポリープの手術方法には二種類あります。

  • 子宮鏡下手術

子宮鏡下手術は子宮内に子宮鏡と呼ばれる小さなカメラを膣から挿入し、中の状態を観察しながら手術を行います。

静脈麻酔や全身麻酔をした状態で、電気メスを膣から挿入しで子宮内膜ポリープを切除します。

日帰り入院、もしくは数日の入院で、費用も保険適用となります。

  • 子宮内膜全面掻爬術

 麻酔をした状態で子宮内に胎盤鉗子などの器具を挿入し、子宮内膜全体を掻きだします。

こちらも日帰り入院、もしくは数日の入院で行う事が出来ます。子宮鏡手術に比べると費用が少し安くなる場合が多いようです。

どちらの手術も基本的に保険適用対象となる事がほとんどです。

入院の期間や負担金額にもよりますが高額療養費制度を利用する事が可能な場合もありますので、事前に確認しておく事をお勧めします。

手術後の妊娠率と気になる再発率は?

手術後の妊娠率

手術後は月経周期が通常に戻れば不妊治療などを再開する事が可能になりますが、子作りを計画している場合でも必ず医師の診察を受け、子宮内膜が正常に戻っている事を確認してもらいましょう。

子宮内膜ポリープを摘出した後は受精卵が着床しやすくなるので、手術前より妊娠の可能性が高まると言えます。

気になる再発率

子宮内膜ポリープは手術で摘出した後もポリープが出来やすい体質の人や、ポリープの根元が残っており再び大きくなって、再発する可能性もあります。

手術後も定期的に健診を受けておくと安心ですね。

 

子宮内膜ポリープは放置してしまう事で不妊の原因にもなり得る病気です。

自覚症状が出にくい事から気が付かないケースも少なくありません。

赤ちゃんを希望していても中々妊娠に至らない場合や、体外受精を行っても中々妊娠に至らない場合等も一度検査して盛ると良いかも知れません。

また気になる症状がある場合は、自己判断をせずに早めに医療機関を受診しましょう。

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