8割は精索静脈瘤が二人目不妊の原因?

結婚して子供を作ろうと頑張ってもなかなか子供が出来ない。

不妊治療と聞くと、女性が治療するのが一般的と思われますが、不妊の原因は女性に50%男性に50%なのです。

男性不妊の「乏精子症・精子運動率低下」の40%は精索静脈瘤が原因で、二人目不妊の80%は精索静脈瘤が原因です。

つまり、精索静脈瘤は、精子の老化の最大の原因となっています。

今回は、男性不妊の精索静脈瘤について、お話していきます。

精索静脈瘤とは

精索静脈瘤とは、精巣付近の静脈が肥大する病気です。

普段の生活では、全く問題はありませんが、精子を作る機能が低下してしまうため、自然妊娠が難しくなる可能性もあります。

全男性の15%にこの精索静脈瘤があるとされています。

健康な精子を作るためには、栄養と酸素を含んだ新鮮な血液が常に送られることが大切なのですが、この通路に静脈瘤が出来てしまうと、血液が滞りやすくなってしまいます。

また、精巣は体温より、マイナス2度低い34~35度で機能します。

女性の子宮は温めたほうがいいのですが、男性の精巣は温めてはいけないのです。

静脈瘤より精巣の温度が上がってしまうと、精巣を作る造精機能が低下してしまって、精子の質が低下してしまうのです。

精索静脈瘤が二人目不妊の原因?

精索静脈瘤があることにより、精子が育つ環境が適切でないため、正常精子が減ってしまいます。

正常精子が減ってしまうことにより、自然妊娠する可能性が、低くなってしまうのです。

2人目不妊というよりも、1人目のときは、偶然問題なく妊娠できたといってもいいでしょう。

1人目妊娠のときも、精索静脈瘤があったのですが、自然妊娠が不可能ではないので、たまたま気づかなかったというだけだと思います。

手術後の自然妊娠

精索静脈瘤だからといって、必ずしも手術しなければ、妊娠できないというわけではありません。

進行性のものですが、命に関わることがないので、手術をせず放置していく人がいることは事実ですが、自然妊娠の確率が低くなっていくことも、これも事実です。

私の主人もこの精索静脈瘤を持っていましたが、手術はしませんでした。

その理由は、後から説明しますね。

主人は内服薬のみで治療を行いました。

自然妊娠には至らなかったものの、体外受精の際、精子のチェックでは、薬の効果があったようで、精子の数も運動率も、良くなっていきました。

精索静脈瘤での自然妊娠の確率は25~50%とされていますが、

手術後は精子の運動率、精子の数も改善され、自然妊娠の確率は50%から70%になります。

しかし、妊娠を急ぐ人にとっては、あまり喜べない結果です。

 

なぜなら・・・

 

手術を受けて、すぐに効果があるというわけではないということです。

効果としては、数か月から1年以上の時間がかかります。

そのために、私の主人は内服薬のみの治療にしたのです。

私の年齢が39歳という高齢だったからです。

 

手術をしても、すぐに回復する見込みがない。回復しても、その間に私はどんどん歳をとっていき、

女性の私が妊娠しづらい身体になってしまう。そうなれば、当然自然妊娠は難しい。

それならば、高い費用を出して手術するのではなく、内服薬で治療に専念し、少しでも多く元気な精子を作ることにしたのです。

手術の費用や痛み

主に、以下の二通りの方法があります。

  1. 3~4日入院して行う手術
  2. 日帰り手術

それぞれについて解説していきます。

1.3~4日入院して行う手術

最も一般的に行われる手術方法がこちらです。

腹部を一部切開して、お腹のあたりの血管を縛ります。

約1時間の全身麻酔手術処置は完了です。

保険適用の手術のため、費用は約10万円前後です。

2.日帰り手術

日帰り手術は、足の付け根を切開して、精巣近くの血管を縛る方法です。

局部麻酔手術のため、体への負担は軽く合併症や再発のリスクも少ないのですが、保険適用外のため、費用は約40万円ほどです。

どちらも麻酔を使用するので、激しい運動でなければ、翌日から体を動かすことは可能です。

手術後は、70~80%という高い確率で精子の向上が期待できるのですが、時間がかかるというところが、ネックです。

手術するか、そのままの状態でいるかは夫婦でしっかり話し合って決めてくださいね。

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