着床障害とピックアップ障害の違いは?治るの?自然妊娠は可能?

不妊治療の原因と考えられる要因、着床障害とピックアップ障害というものがあります。

どんなものなのかご存知ですか?今回は、この2つの障害についてどういった障害なのか?

原因・症状・治療法不のほか、自然妊娠は可能なのか?をご説明します。

 

着床障害とは(着床不全)

着床障害とは、体外受精(顕微授精)で受精に成功した受精卵を子宮に戻しても、着床に至らない状態のことを言います。

もちろん受精卵を子宮に戻したからといって、必ずしも着床するとは限らないのですが、良質な受精卵を複数回戻しても着床しない場合は、着床障害の疑いがあります。

 

クリニックによって様々ですが、一般的に体外受精(顕微授精)を3回行って、受精卵を子宮に戻しても着床しない場合は、「着床障害」と診断されるようです。

 

着床したものの、受精卵が子宮の中で育つことが出来ず流産してしまった場合(科学流産)も含みます。

 

ピックアップ障害(キャッチアップ障害)とは

本来、卵巣内にある卵胞から排卵された卵子は、卵管の先にある「卵管采」でピックアップ(キャッチ)され、卵管の中へと送り出されます。しかし何らかの理由で卵管采が卵子をピックアップできずに、卵子が卵管へと入ってはいけない状態のことを言います。

ことをいいます。

その結果、子宮内で精子は卵子に出会うことが出来ないため、受精できず妊娠に至らないのです。

 

ピックアップ障害をピンポイントに診断する検査はありません。不妊検査を受けても、不妊の原因が不明な場合は、ピックアップ障害が推測されます。

 

着床障害とピックアップ障害の違い

大きく一言でいえば、体外受精(顕微授精)にすぐにステップアップできるかどうかです。

着床障害の場合、まず検査を受け、その原因が子宮筋腫や子宮内膜ポリープにある場合は、手術が必要になりますし、黄体機能不全の場合は、ホルモンバランスを改善しなければいけません。

つまり身体を妊娠しやすい状態にさせなければいけないのです。

 

しかし、ピックアップ障害の疑いがあり、子宮内やホルモンバランスの異常が見られない場合は、体外受精(顕微授精)に進むことが出来ます。

自費診療になるため、高額な費用はかかります。しかしピックアップ障害は、推測される不妊の原因の1つです。よって、卵管癒着などの原因がわかっている場合以外、確実な治療方法はありません。

 

自然妊娠は可能か?

着床障害の場合、まずは子宮を妊娠できる状態にしなければいけません。

大事なのは、着床障害の原因を見つけ、適切な治療を行うことです。

治療ばかりで、嫌になるかもしれませんが、ここは我慢して治療に専念しましょう。妊娠には受精卵が子宮内で着床することが絶対条件です。これは体外受精(顕微授精)にしても、自然妊娠にしても同じことが言えます。

 

ピックアップ障害の場合、不妊の原因が不明な場合、ピックアップ障害を疑うというだけで、必ずしもこれが原因だから妊娠できないとは言い切れません。また卵管は左右両方に2本あるため、片方が詰まっていたりしていても、もう1つは機能しています。

 

ですから、自然妊娠は不可能ではありませんが、人によっては年齢のことを考えると自然妊娠を待つのは、難しいかもしれません。

 

そのため、タイミング法や人工授精を何度もチャレンジしても妊娠に至らない場合は、ピックアップ障害を疑い、体外受精(顕微授精)へステップアップすることをお勧めします。

 

まとめ

不妊症の原因は様々ですが、全体の1/3は原因不明だとされています。

着床障害と診断されても、ピックアップ障害と疑われても、この治療をしたからといって、必ず妊娠できるというものではないのです。

妊娠に至るまで、長い道のりになるかもしれませんが、医師と相談しながら、一歩ずつ治療を進めて行ってください。

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